イワトモの在宅介護生活

知的障害の妹と80代の父と関わりながら静かに暮らしています

お葬式以来見た母の夢…気づけばもう四十九日


【夢で逢えた母】
久しぶりの更新になってしまいました。


今朝、亡くなった2月1日以降、母が夢に出てきました。2度目。(←何気にカウントしている)


生前から、何か心細いようなときはいつも、「ちょっとお母さん、一緒に付き添ってくれない?」などと言って、付き合ってもらうことが多かったので、


夢の中でも、誰か初対面の人と緊張しながら談笑している私の隣に、
母もいてくれていました。


母と私は、応接室で、お茶を出してもらっていました。
母は、お茶をすすりながら、ほほ笑んで、相槌を打ってくれていました。


でも、夢の中で、
「そうだ、もう母はいないんだ。これは夢なんだな。もう、母に甘えられないのだな~。」と気づいた瞬間、


私の右側に座っていた母は、すーっとカゲロウのように、微笑みながら、消えていきました。いつものように、白いブラウスを着た母でした。


目覚めたら、涙で枕が濡れていました。今日でほぼ四十九日。(実際の法要は、諸事情で4月上旬の予定ですが)


【お赤飯を用意しよう】
四十九日、それは、
亡くなってから、少しは地上の様子なども見届けて、
さあ、それでもさすがに四十九日以上は長すぎでしょということで、
いよいよ旅立つ日です。
(ふつうは、長くて二十一日ぐらいだと聞いたことがあります)


私の未練が強すぎて、心配かけてもいけないので、
さっぱりした気持ちで送り出さないと…(^^;)


北海道出身なので、今日は夕飯に間に合うように、お赤飯を炊いてみようかと思います。


「赤飯、法事」で検索すると、北陸、九州、北海道、東北など結構赤飯が法事に出される、お葬式にもってところが、日本には多いみたいですね。


悲しい別れだけれども、「この世の修行から、ようやく解放されて、仏(ほとけ)の道へ入っていかれる、お浄土へいかれる。その晴れの門出でもある。」という理由だそうです。
昔から仏教でも言われている、「転生輪廻(生まれ変わり)の思想」ですね。


…というわけで、今日は、母の新しい門出を祝って、お赤飯です。
生前、母に一度だけ、「母のお赤飯レシピ」を伝授してもらっていたので。


ついでに、ご近所のAさん、Oさん、そして90代のIさんに、おすそ分け。(皆さんおひとり暮らし)